2月の季語一覧
2月の季語25語を、節分までの冬と立春からの春に分け、時候・生活・行事の分類ごとに読みの順で並べて、読み方と意味をひと言で添えた一覧です。
節分・立春・雨水のような暦の節目の日から、初午・針供養・バレンタインの日のような2月の行事まで載せています。
梅・猫柳・春一番は、2月に限らず春に使う季語なので、春の季語一覧に載せています。
冬の季語6語
暦の上では、節分(2月3日ごろ)までは冬です。2月の冬の季語は、節分とその日の行事、2月1日の碧梧桐忌です。
時候1語
暦や季節の移り変わり、朝・昼・夜の時間と、暑さ寒さのようなその時季の気候を表す季語です。
- せつぶん節分豆をまき、戸口にイワシの頭を挿して鬼を払う、立春の前日の2月3日ごろ
行事5語
祭りや寺社・教会の行事、節句や盆などの年中行事、祝日や記念日、市、俳人や作家の忌日(亡くなった日)にちなむ季語です。
- かすがまんとうろう春日万灯籠節分の夜、石灯籠にともした明かりで奈良の春日大社の境内が照らし出される行事
- ついな追儺病や災いを運んでくる鬼を追い出す行事
- ひいらぎさす柊挿す節分に、鬼が入ってこないよう戸口へヒイラギの枝とイワシの頭を挿しておく風習
- へきごとうき碧梧桐忌二月一日、正岡子規に学び、書家でもあった俳人の河東碧梧桐が亡くなった日
- やくはらい厄払銭や豆と引きかえに、節分や大晦日の夜に家々で厄よけの文句を唱えて回った門付け
春の季語19語
暦の上では、立春(2月4日ごろ)から春になります。雨水・寒明のような暦の季語、藍の種まきのような暮らしの季語、初午・針供養のような2月の行事と、2月に亡くなった人の忌日の季語です。
時候7語
暦や季節の移り変わり、朝・昼・夜の時間と、暑さ寒さのようなその時季の気候を表す季語です。
生活2語
衣食住、田畑や山・海の仕事、遊びや学校など、人の暮らしにかかわる季語です。
風邪やしもやけのような体の様子、物思いのような気持ちも入ります。
春の食べ物のうち、料理や食べ方の季語はこの分類です。
- あいまく藍蒔く藍染めの染料をとるアイの種を、二月から三月ごろにまくこと
- りょうきおわる猟期終る獲物や地域で違うが、たいてい二月なかばごろに冬の狩りの期間が終わること
行事10語
祭りや寺社・教会の行事、節句や盆などの年中行事、祝日や記念日、市、俳人や作家の忌日(亡くなった日)にちなむ季語です。
- かのこきかの子忌歌人として出発し小説でも知られた岡本かの子が亡くなった、二月十八日
- きたのなたねごく北野菜種御供京都の北野天満宮で、菅原道真の命日にあたる二月二十五日に梅を供えて行う祭り
- たきじき多喜二忌プロレタリア作家の小林多喜二が、捕らえられたその日に拷問で殺された二月二十日
- なのはなき菜の花忌歴史小説で広く読まれた司馬遼太郎の、好きだった花にちなんで呼ぶ二月十二日の命日
- にがつれいじゃ二月礼者年賀のあいさつを、二月になってから述べて歩く人
- はつうま初午その年の豊作を願って稲荷を祀る、二月に入って最初の午の日の祭り
- はりくよう針供養針仕事の上達を祈りつつ、役目を終えた針を豆腐などに刺して休ませる二月八日の行事
- ばれんたいんのひバレンタインの日想いを伝える贈り物や手紙を、恋人や夫婦が交わし合う二月十四日
- めいせつき鳴雪忌子規の門人たちの長老格だった俳人、内藤鳴雪の命日の二月二十日
- もきちき茂吉忌医師として働きながらアララギの中心で歌を詠んだ、斎藤茂吉の命日の二月二十五日