二十四節気の一覧

二十四節気にじゅうしせっきは、一年を24に分けて、季節の移り変わりに名前を付けたものです。
立春・春分・夏至・冬至も、二十四節気の名前です。
一つの節気から次の節気までは、およそ15日です。

24の名前は、どれも俳句の季語になっています。
俳句の春は立春から、夏は立夏から、秋は立秋から、冬は立冬から始まります。
1月の小寒・大寒は、年が明けていても冬の季語です。

2026年・2027年の日付

節気の日付は、年によって1日ずれることがあります。
日付は、国立天文台が発表した暦要項れきようこうによります(日本時間)。

節気季語の季節2026年2027年
小寒しょうかん冬1月5日1月5日
大寒だいかん冬1月20日1月20日
立春りっしゅん春2月4日2月4日
雨水うすい春2月19日2月19日
啓蟄けいちつ春3月5日3月6日
春分しゅんぶん春3月20日3月21日
清明せいめい春4月5日4月5日
穀雨こくう春4月20日4月20日
立夏りっか夏5月5日5月6日
小満しょうまん夏5月21日5月21日
芒種ぼうしゅ夏6月6日6月6日
夏至げし夏6月21日6月21日
小暑しょうしょ夏7月7日7月7日
大暑たいしょ夏7月23日7月23日
立秋りっしゅう秋8月7日8月8日
処暑しょしょ秋8月23日8月23日
白露はくろ秋9月7日9月8日
秋分しゅうぶん秋9月23日9月23日
寒露かんろ秋10月8日10月8日
霜降そうこう秋10月23日10月24日
立冬りっとう冬11月7日11月8日
小雪しょうせつ冬11月22日11月22日
大雪たいせつ冬12月7日12月7日
冬至とうじ冬12月22日12月22日

読み方と意味

春の節気

立春りっしゅん2月4日ごろ

暦の上で春が始まる日です。
節分の次の日にあたります。

雨水うすい2月19日ごろ

降るものが雪から雨に変わり、積もった雪や氷が解けはじめるころです。

啓蟄けいちつ3月5日ごろ

名前の「啓」は開く、「蟄」は土の中で冬ごもりをする虫のことで、こもっていた虫が地上へ出てくる、という意味です。

春分しゅんぶん3月20日ごろ

昼と夜の長さがほぼ同じになる日で、国民の祝日の「春分の日」です。
この日を真ん中にした7日間が、春の彼岸ひがんです。

清明せいめい4月5日ごろ

名前は、すべてのものが清く明るく見える時節、という意味です。
桜のソメイヨシノは、関東から西でちょうど満開のころです。

穀雨こくう4月20日ごろ

米や麦などの穀物にとって、恵みとなる雨という名前です。
ただ、実際にはとりわけ雨の多い時期ではありません。

夏の節気

立夏りっか5月5日ごろ

暦の上で夏が始まる日です。
北海道で桜が満開を迎えるのも、このころです。

小満しょうまん5月21日ごろ

「小」は少し、「満」は満ちるという字です。
草木や生き物が育って満ちはじめる意味とも、秋にまいた麦に穂がついて、ひとまず少し満足する意味ともいわれます。

芒種ぼうしゅ6月6日ごろ

「芒」は稲や麦の穂の先にある針のような毛、「種」は種まきのことで、芒のある穀物の種まきを名前にしています。
今より田植えが遅かったころは、ちょうど田植えの時期にもあたりました。

夏至げし6月21日ごろ

一年で昼がいちばん長く、夜がいちばん短い日です。

小暑しょうしょ7月7日ごろ

暑さが本格的になっていくころです。
暑中見舞いを出す「暑中」は、この日から立秋の前の日までです。

大暑たいしょ7月23日ごろ

一年でいちばん暑いころです。
多くの年は、梅雨もすでに明けています。

秋の節気

立秋りっしゅう8月7日ごろ

暦の上では、この日から秋です。
小暑から続いた暑中は前の日で終わり、ここからの暑さは「残暑」になります。
夏のお見舞いも、残暑見舞いに変わります。

処暑しょしょ8月23日ごろ

暑さがおさまってくるころです。
台風が来やすい時期でもあります。

白露はくろ9月7日ごろ

草に宿った露が、白い玉のように光る時節を表す名前です。
昔は、夏から秋へ移る目印とされました。

秋分しゅうぶん9月23日ごろ

春分と同様に、昼と夜の長さがほぼそろう日で、国民の祝日の「秋分の日」です。
この日を真ん中にした7日間が、秋の彼岸です。

寒露かんろ10月8日ごろ

冷たい露が降りるころです。
秋が深まり、北の地方では紅葉が進みます。

霜降そうこう10月23日ごろ

霜が降りはじめるころ、という意味の名前です。

冬の節気

立冬りっとう11月7日ごろ

暦の上で冬が始まる日です。
高い山の頂が、初めて雪で白くなるのもこのころです。

小雪しょうせつ11月22日ごろ

「小さい雪」、つまり雪が少しだけ降るころを表す名前です。
多くの土地では、初雪はこれより後になります。

大雪たいせつ12月7日ごろ

雪がたくさん降ることを表す名前です。
けれども日本で雪が多くなるのは、年が明けてからです。

冬至とうじ12月22日ごろ

一年で昼がいちばん短く、夜がいちばん長い日です。
ゆず湯に入ること、小豆粥あずきがゆやかぼちゃを食べることが、冬至の習わしです。
冬至を過ぎると、昼は少しずつ長くなっていきます。

小寒しょうかん1月5日ごろ

「寒の入り」にあたる日です。
小寒と次の大寒を合わせた約30日が寒かんの内うちで、寒さのいちばん厳しい時期とされています。

大寒だいかん1月20日ごろ

寒の内の後半に入る日です。
一年でいちばん冷えこむのはこのころで、次の節気はもう立春です。

二十四節気の成り立ち

二十四節気は、古代中国で生まれました。
昔の暦(旧暦)は月の満ち欠けで月日を数えるので、同じ日付でも年によって季節が1か月近くずれることがあります。
月の暦の日付だけでは季節が分からないので、太陽の位置で決まる二十四節気を暦に並べて載せ、季節はこちらで知るようにしたのです。
日本にも、暦とともに伝わりました。

今の二十四節気は、太陽の位置を角度で表して決めています。
春分を0度として、太陽が15度進むごとに次の節気になり、立春は315度、夏至は90度にあたります。
今の暦も太陽の動きに合わせて作られているので、節気の日付は毎年ほとんど変わりません。

小雪・大雪のころの日本は、まだ雪の多い時期ではありません。
日本で雪がいちばん多く降るのは、1月の終わりから2月にかけてです。
立春も、名前は春の始まりですが、東京や京都の2月の寒さは1月とほぼ同じです。
こうしたずれが出るのは、二十四節気の名前が、昔の中国北部の気候をもとに付けられたからです。