春分しゅんぶん

季節:
春
分類:
時候
傍題(別の言い方):
  • 中日ちゅうにち

意味

春分とは、二十四節気にじゅうしせっきの一つで、昼と夜がほぼ同じ長さになる日のことです。
太陽の昇る所と沈む所が、ちょうど真東と真西になります。
今の暦では3月20日か21日で、国民の祝日の「春分の日」でもあります。

ここから先は夜より昼が長い日が続き、その差は夏至げしに向かって広がっていきます。
ヨーロッパでは春分が春の入り口とされ、立春から春とすることの多い日本とは数え方が違います。

このころは低気圧がやって来て、雨と晴れが入れ替わりやすくなります。
東日本や西日本で桜が咲き始めるのは、春分の少し後です。

春の彼岸ひがんは、春分の日をはさんで前後に三日ずつ、あわせて七日間です。
彼岸には先祖の墓参りをする習わしがあります。
田や畑の一年の仕事も、彼岸ひがんのころに始まります。

由来

旧暦では二月の後半にあたります。
江戸時代の書物には、啓蟄けいちつから十五日のちが春分だとあります。
「分」の字は半ばを表し、九十日ある春のちょうど真ん中の日なので春分という、と説明しています。

また、夏と冬には「分」と言わない、とも書いています。
季節の真ん中に置かれた節気は、夏と冬では夏至げし・冬至のように「至」の字で呼ばれます。

傍題

「中日ちゅうにち」は、春の彼岸ひがんの七日間のちょうど真ん中の日で、春分の日がこれにあたります。

春の時候の季語