恵比須講
意味
恵比須講とは、旧暦の十月二十日に、商売の神とされるえびすを祭る行事で、おもに商家で行われてきました。
その日の宴には親類や知人が招かれ、みなで商いが栄えるよう願います。
家ごとのならわしで日が違うこともあり、十一月二十日に行う土地もあります。
関西では、正月十日の十日戎にもえびすを祭ります。
江戸時代の書物によると、この日はかならずタイを供えました。
えびすの神が岬で釣りを楽しんだという話があり、釣り竿を持つ姿で表されるからです。
神像の前では客も主人も入り混じり、器にまで「千両」「万両」と仮の値を付けて、売り手が承知すると手を打つ遊びをしました。
これを夷講の売買と呼んだといいます。