冬ざれ
意味
冬ざれとは、冬になって草木が枯れ、野などに荒れたさびしさが広がって見える景色のことです。
こうした眺めの続く季節そのものを、冬ざれと呼ぶこともあります。
由来
冬ざれのもとは「冬さる」という言い方で、冬という季節がめぐって来ることを言います。
春や秋にも、同じ組み立ての「春され」「秋され」があります。
冬ざれのほうは、季節が来るという意味から離れて、荒れてさびしい冬の景色を指すようになりました。
傍題の「冬ざるる」は、動詞の形にした言い方です。
例句
冬ざれや狐もくはぬ小豆飯
子規『寒山落木』