寒波かんぱ

季節:
冬
分類:
時候
傍題(別の言い方):
  • 寒波来かんぱく

意味

寒波とは、急に気温が大きく下がって厳しい寒さになることで、季節風に乗って北から冷たい空気のかたまりが入りこんでくるために起こります。
気温は、一日のうちに十度から二十度も下がることがあります。

冬に、西に高気圧、東に低気圧が並ぶ西高東低せいこうとうていの気圧配置(冬型)になると、北西の季節風が、シベリアで生まれた冷たい空気を日本まで運んできます。
この空気は日本海側に雪を降らせます。
大雪や吹雪になることもあります。

太平洋側にも冷たい風が吹きつけます。
寒波が来ると、各地で交通が乱れたり、農業の仕事に差し支えが出たりします。

由来

「波」の字が付いたわけには、二つの説明があります。
一つは、大きな寒波では強い寒さが何週間ものあいだ、間をおいて何度もやって来るので、それをくり返す波に見立てたというものです。
もう一つは、冷たい空気が波のように遠くまで広がっていくから、というものです。

例句

  • 寒波きぬ信濃しなのへつゞく山河澄み

    蛇笏『家郷の霧』

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