寒かん

季節:
冬
分類:
時候
傍題(別の言い方):
  • 寒九かんく
  • 寒四郎かんしろう
  • 寒中かんちゅう
  • 寒土用かんどよう
  • 寒かんの内うち

意味

寒とは、小寒と大寒をあわせた、およそ30日の時期のことで、一年でもっとも寒いころとされます。
新暦では1月6日ごろに始まり、節分の日で終わります。
「寒が明ける」は、この期間が終わることを言います。

由来

江戸時代の書物では、「寒の内」は旧暦十二月の項に載っています。
そこには、歌や音曲おんぎょくを習う人が、寒中の朝と夕方に大きな声を出して稽古する「寒声」(原文は「大に声を発す」)や、寒中に井戸からくんでたくわえておく「寒水」が書かれています。

傍題

「寒中」と「寒の内」は、どちらも寒の期間そのものを指します。
「寒土用」は、寒の終わりのほうと重なる、立春までの十九日ほどの期間です。

例句

  • ウス壁にづんづと寒かんが入いりにけり

    一茶『七番日記』

冬の時候の季語