凩
意味
凩は、冷たく強い風の一つで、吹くのは秋の終わりから冬のはじめです。
季語としては冬の言葉です。
木々が枯れ木のような姿になるのも、この風が葉を吹き払っていくためです。
冬の季節風の先がけで、天気図でいう西高東低のときに、北から西寄りの向きで吹きます。
吹いた次の日には、小春日和を思わせるおだやかな晴れになることがよくあります。
由来
名前は「木を枯らす」風、というところから来たといわれます。
「木あらし」が変わってできた言葉だという見方もあります。
漢字の「凩」は国字、つまり日本生まれの字です。
例句
凩や常灯明のしんかんと
一茶『文政句帖』