虎落笛もがりぶえ

季節:
冬
分類:
天文

意味

虎落笛とは、ひゅうひゅうと笛のように聞こえる、冬の強い風の音のことです。
竹垣たけがきや柵さくのように、細いすき間のあるところへ風がぶつかると、この音が鳴ります。

音を生むのは小さな渦うずで、風が竹などに当たると、その裏側にいくつもできます。
こうして鳴る音は、エオルス音と呼ばれます。

由来

竹を組み合わせて作る囲いや柵さくを、虎落もがりといいます。
いくさの備えに作られたほか、物干しに使う、何本も並べて立てた竹もこう呼ばれました。
名前の終わりの「笛」は、そこで鳴る風の音を笛の音にたとえたものです。

冬の天文の季語