冬霞ふゆがすみ

季節:
冬
分類:
天文
傍題(別の言い方):
  • 寒霞かんがすみ

意味

冬霞とは、冬の霞かすみのことです。
霞かすみは、風の静かなときに遠くの山などがぼやけて見えることで、空気にまじった細かな水のつぶやちりがそう見せています。
同じように遠くがかすんでも、吹雪ふぶきの荒れた日は霞かすみに数えません。

季語では、霞かすみは春に入ります。
霞かすみを春、霧を秋のものと分けるのは平安時代のころからで、それより古い歌には、秋の田の景色に霞かすみを詠んだものもあります。

例句

  • 冬かすむ鳶の鳴くなり五百重山いおえやま

    蛇笏『山廬集』

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