霧氷
意味
霧氷とは、寒い土地や冬の山で、木の枝や岩に凍りついた氷のことです。
霧や雲がかかり、0℃より寒いときにできます。
木や岩に当たったとたんに凍りつくのは、霧や雲をつくっている、まだ凍っていない小さな水の粒です。
水蒸気が水にならずに、そのまま氷になってつくこともあります。
傍題
傍題の「樹氷」は、霧氷の三つの種類のうちの一つです。
強い風の吹く山でよく見られ、風の吹いてくる側へ向かって育っていきます。
色は白く濁っていて、崩れやすい氷です。
「えびのしっぽ」という呼び名もあり、根元が細く先の広がった姿から来ています。
ほかの二つは、0℃に近いときにできる、樹氷よりも硬い氷と、風の弱い晴れた夜に霜のような結晶が枝などにつくものです。
例句
樹氷群れ蒼天星によみがへる
蛇笏『山響集』
北辺の聖夜にあへる樹氷かな
蛇笏『雪峡』