狐きつね

季節:
冬
分類:
動物
傍題(別の言い方):
  • 北狐きたきつね

意味

狐とは、ふさふさした太い尾と、大きな三角の耳、細くとがった口先が目につくイヌ科のけもので、毛は橙色をおびた茶色のものがふつうです。
狩りのしかたに特徴があり、高く跳び上がってから前足で野ネズミを上から押さえこみます。
小さな動物のほか、いろいろなものを食べる雑食です。
林や草原だけでなく、人の住む家の近くにも姿を見せます。

由来

人を化かす動物だと古くから考えられ、昔話にたびたび登場します。
狐火や狐つき(狐が人にとりつくこと)といった、狐にまつわる迷信も数多く生まれました。
ただ、悪いものとばかり思われていたわけではなく、稲荷いなりの神のお使いとしてうやまわれてもきました。

傍題

「北狐」は、日本にすむ狐の2つの亜種(同じ種類の中の、すむ土地ごとに分かれたなかま)のうち、キタキツネを指す名前です。
もう一方はホンドギツネです。

例句

  • 草枯て狐の飛脚ひきゃく通りけり

    蕪村『蕪村句集』

冬の動物の季語