冬眠
意味
冬眠とは、動物が体の働きを落とし、ほとんど動かずに冬を越すことです。
カエルやヘビ、カメ、虫は、体温がまわりの気温しだいで上がり下がりする動物です。
土の中や水の底、石や倒れた木の下で冬を越し、まわりが暖まると動き出します。
コウモリやヤマネ、リスは、ふだんは体温を一定に保つけものですが、冬眠もします。
眠っているあいだの体温は、コウモリで5℃、ヤマネで0℃くらいまで下がり、そこで止まります。
外がさらにきびしく冷えこむと、体を温めて目を覚まします。
冬眠のあいだ、体が使うエネルギーはごくわずかです。
小さなけものでは、心臓が1分に2〜3回しか打たず、息の量もふだんの50分の1より少なくなった、という報告があります。
その少ないエネルギーのもとになるのは、おもに、眠りに入る前に体にためておいた脂肪です。
熊も冬は穴で過ごしますが、これを本当の冬眠とは分けて考える見方があります。
ちょっとしたことでも目を覚まし、体温もコウモリやヤマネほどは下がらないためです。