冬籠
意味
冬籠とは、寒さのきびしい冬のあいだ、外へ出ずに家の中で過ごすことです。
人だけでなく、動物が巣や土の中にこもって冬を越すことも指します。
草木が冬のあいだ活動をやめていることについても使われます。
由来
昔は「ふゆこもり」と濁らずに言いました。
古い和歌では、「春」の前に置いてその語を導く枕詞としても使われました。
どうして「春」につながるのかははっきりしませんが、冬にこもっていた草木が春に芽を出すからだ、という見方があります。
例句
親も斯見られし山や冬籠
一茶『享和句帖』
五十にして冬籠さへならぬ也
一茶『文化句帖』
能なしは罪も又なし冬籠
一茶『梅塵八番』