焚火
意味
焚火とは、家の外でたく火のことで、火をたくことそのものも指します。
「にわ火」という呼び方もあります。
薪をくべて、かまどや炉の火にするのも焚火といいます。
冬の季語とされるのは、このうち家の外でたく焚火のほうです。
江戸時代の焚火には、江戸城の門で燃やしたかがり火を指す使い方もありました。
大手門と桜田門で、旧暦の正月と十月の決まった行事の日にたかれたものです。
例句
燠のつよく夜を徹したる焚火かな
蛇笏『山廬集』
燃えたけてほむらはなるゝ焚火かな
蛇笏『霊芝』
夕山の焚火を蔽ふ杣二人
蛇笏『椿花集』