綿入
意味
綿入とは、着物の表と裏の布のあいだに綿を詰めて、寒さをしのげるようにした衣服です。
着るのは冬の盛りの十二月から翌年二月ごろで、明治の末ごろまでは毎年この時期に綿入を着ていました。
今では綿入の着物はほとんど見かけなくなりました。
「布子」は、麻や木綿の布で作った綿入を言います。
江戸時代の書物では、「綿」という語はもともと季節を持たないとしています。
そのうえで、「綿入」は綿を抜く「綿抜」と対になる語なので「入字を添ては冬と定むべし」(入の字を添えたら冬とするのがよい)と書いています。