蒲団
意味
蒲団とは、寝るときに体の下に敷いたり、上に掛けたりする寝具のことです。
下に敷くのが敷き蒲団、上に掛けるのが掛け蒲団です。
どちらも外側は布で、中には綿や羽毛などが詰めてあります。
わらや羊毛、化学繊維の綿を詰めたものもあります。
ただ「蒲団」とだけ言えば寝具のことで、座るときに敷くものは座蒲団と呼びます。
由来
座禅をする人が使った円い敷物が、もとの蒲団です。
蒲という草の葉を編んで作ったものでした。
「蒲」を「ふ」、「団」を「とん」と読むのは、中国から伝わった音によるものです。
傍題
「布団」は、同じ言葉を別の字で書いたものです。
例句
大兵のかり寝あはれむ蒲団哉
蕪村『蕪村句集』
寒さうに母の寐給ふ蒲団哉
子規『寒山落木』
夜遅く寝るべき布団敷きはやむ
蛇笏『椿花集』