スケート
意味
スケートとは、氷の上を滑るスポーツです。
スピードスケートは速さを、フィギュアスケートは技と身のこなしの美しさを競います。
これにアイスホッケーを入れた三つがスケートの競技で、短いコースを回るショートトラックを加えて四つとすることもあります。
今、スケートに使うリンクの多くは、人工の氷を張ったものです。
1965年ごろまでは、天然の氷で滑るのがふつうでした。
ローラースケートを縮めて「スケート」ということもあります。
冬の季語にあたるのは、氷の上を滑るほうです。
由来
スケートのもとは、獣の骨で作った、氷の上を滑る道具です。
石器時代の北ヨーロッパの人たちにとって、冬に凍る湖や沼は、この道具で荷物を運びながら渡る道でした。
刃の材料には、骨のあと木が加わり、やがて金属になりました。
氷の上を滑ることは、運ぶためだけでなく、冬の楽しみにもなっていきました。
下駄の底に割った竹を付けて滑る冬の遊びは、日本でも、東北や北陸の子どもたちが江戸時代からしていました。
スポーツとしてのスケートは、日本では札幌から広まりました。
道具を持ちこんだのは、アメリカから札幌農学校の教師に来ていたブルックスで、1877年のことでした。
長野県の諏訪湖がスケートでにぎわうようになったのは、1905年に中央線が湖のそばまで通ってからです。
傍題
「スケート靴」は滑るときにはく靴で、この靴だけを「スケート」と呼ぶこともあります。
氷に当たる刃は金属でできていて、ブレードといいます。
「スケート場」はスケートをするところで、人工の氷を張ったリンクのほか、凍った湖や沼で滑るところもあります。