青写真
意味
青写真とは、子どもが日の光で絵を焼き付けて遊ぶ、小さな写真のおもちゃのことです。
傍題の「日光写真」と同じものを指します。
名刺ほどの大きさの枠に、絵を刷った種板と、光で色の変わる紙を重ねて入れ、しばらく日に当てておくと、紙に絵が写ります。
写った絵は、何日かたつと消えてしまいます。
焼き付けたあとで、絵を止める薬を使わないためです。
子どもたちのあいだではやり出したのは大正時代です。
漫画やテレビのキャラクターを写せる種板が子どもに喜ばれ、雑誌の付録にもなったのは、第二次世界大戦のあとのことです。
同じ「青写真」の名前は、設計図の写しを作る複写の写真にも使われ、こちらも冬の季語に数えられます。
紙一面の青い地に、図の線が白く抜けて出ます。
由来
設計図の写しを指す「青写真」は、英語の「ブループリント」を訳した言葉です。
これから先の計画を、たとえて「青写真」と呼ぶこともあります。
設計図の写しから生まれた言い方です。
季語として詠むのは、計画の意味ではなく、写真のほうの青写真です。