帰り花
意味
帰り花とは、季節はずれにもう一度咲いた花のことです。
「忘れ花」・「狂い花」という呼び名もあり、字を替えて「返り花」とも書きます。
草木がいつ花を開くかは、昼の長さなどで決まっています。
そうした条件がいつもと違ってしまうと、時期を外れてつぼみが開くことがあります。
こうして咲く花は、木全体ではなくひと枝だけ、たくさんの木のうち一本だけ、というように、ぽつんと咲くことがよくあります。
桜のように花の時期が短く決まっている木だと、とくに人の目を引きます。
例句
たんぽゝのわすれ花あり路の霜
蕪村『蕪村句集』