帰かえり花ばな

季節:
冬
分類:
植物
傍題(別の言い方):
  • 返かえり花ばな
  • 狂ひ咲きくるいざき
  • 狂ひ花くるいばな
  • 忘わすれ花ばな

意味

帰り花とは、季節はずれにもう一度咲いた花のことです。
「忘れ花」・「狂い花」という呼び名もあり、字を替えて「返り花」とも書きます。

草木がいつ花を開くかは、昼の長さなどで決まっています。
そうした条件がいつもと違ってしまうと、時期を外れてつぼみが開くことがあります。
こうして咲く花は、木全体ではなくひと枝だけ、たくさんの木のうち一本だけ、というように、ぽつんと咲くことがよくあります。
桜のように花の時期が短く決まっている木だと、とくに人の目を引きます。

例句

  • たんぽゝのわすれ花あり路の霜

    蕪村『蕪村句集』

冬の植物の季語