侘助わびすけ

季節:
冬
分類:
植物
傍題(別の言い方):
  • 佗助わびすけ

意味

侘助は、小さな一重の花が半ばだけ開いて咲く、ツバキの仲間の木です。
花の大きさは2〜3センチメートルほどで、ラッパのような形です。
咲き出すのは、ふつうのツバキより早い時期です。

花の色はいくつかあり、色によって呼び名を分けます。
淡い紅に白のまだらがまじる花は「小蝶こちょう侘助」、白い花は「白侘助」です。
昔からの侘助は小蝶こちょう侘助のほうで、江戸時代の中ごろにはもう侘助の名で呼ばれていました。

茶の湯では、席に飾る花としてよく使われてきました。
庭に植えて楽しむ木でもあります。

ツバキとほかの種との雑種とも、「太郎冠者たろうかじゃ」というツバキの品種から生まれたものとも考えられていて、成り立ちははっきりしていません。

由来

「わび」という言葉と、「数奇すき」とも書く「すき」という言葉の二つから、「侘助」の名ができたとされます。

冬の植物の季語