朱欒ざぼん

季節:
冬
分類:
植物
傍題(別の言い方):
  • うちむらさき
  • 文旦ぶんたん
  • 文旦ぼんたん

意味

朱欒とは、ミカンの仲間の木になる、とても大きな実のことです。
直径は十〜二十センチほどにもなり、仲間の中でいちばんの大きさです。
実を包む皮も、とても厚いものです。

食べ方は、砂糖漬けにしたり、そのまま生で食べたりします。
生の実は汁気が少なめで、甘酸っぱさの奥にかすかな苦みがあります。

由来

「ざぼん」という名前は、ポルトガル語の zamboa から来ています。
原産地は東南アジアです。
日本で作られているのは、四国や九州などの暖かい地方です。

傍題

「うちむらさき」は、中身が赤みがかった紫色をしたものの呼び名です。
「文旦ぶんたん」は朱欒の別の名前で、「ぼんたん」とも読みます。

使い方

季語として冬に詠むのは、熟して黄色くなった実のほうです。
初夏に咲く大きな白い花は、「朱欒の花」として夏の季語になります。

冬の植物の季語